ドリーン・バーチュー博士公認エンジェルセラピープラクティショナー(R)の千鶴が、天使からのメッセージをお届けします。エンジェルリーディングのセッション等については、私のHPをご覧ください♪


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働くということ、そしてその対価と豊かさについて

ある晩、私は夢を見ました。
そしてその夢はこのような物語になっていました。

そこは西洋の田園風景の広がる、のどかな農村でした。
人口も少なくて、住人は皆顔見知りです。
多くの人がその村で生まれ、成長し、家族を得て
そして最後の時を迎えます。

その村にはとても変わった習慣がありました。
人々はほとんどお金を持たないのです。
いいえ、持ってはいるのですが、使用することは
滅多にないのです。

それがその村の大きな、そして唯一の特徴でした。
それほど、この村はどこにでもありそうな
よくある田舎の村でした。

では、そこでは皆がどうやって生計を立てているかと言うと
大工仕事が好きなものはあらゆる大工仕事を買って出て、
料理が好きなものはたくさんの料理をこしらえ分けて、
縫物が好きなものは他の人の分まで仕立ててあげて、
知識が豊富なものはその知識を他の人に伝えるのでした。

そうやって皆、仲良く、そして好きな事をして
何も困らずに生活していました。
そして食べるもの等は、自分の得意な事をして
お礼にもらったり、交換して手に入れたり
でも大部分は自分で作って賄っていました。

ある若者がいました。
彼は一日中、牛を見ていることが好きでした。
そしてある家の二頭の牛は、なぜかどこか遠くへ行ってしまう
癖があり、その飼い主はとても困っていました。

この若者はこれらの牛を一日見ていることにしました。
それが彼のしたいことでした。
彼は牛を眺めているのが好きでした。
その時間を楽しんでいました。

そして牛の飼い主は、牛がいなくなりそうになると
知らせてくれるこの若者の存在に感謝していました。
でも、そこでお礼や賃金のような形で
お金を彼に渡すことはありませんでした。

ですが、双方非常に満足していました。
そしてそこにはいくつか物やお礼の言葉での
何らかのやりとりは常にありました。

また別の若者がいました。

その若者にとってお金の存在は重要でした。
お金を多く持っていることが彼にとっては自分の強さだったり
自由へのパスポートになると信じていました。

毎日何も不自由はしなかったのですが
自分にはお金が少ししかないことが気になっていて、とにかく
少ないものは増やさなければ、という観念にとりつかれたように
なってしまっていました。

彼にとって常に気になって重要なのは、
足りているもの、ではなくて
足りていないもの、足りていない部分、だったのです。

彼は村でも有名なお金持ち二人をだまして
両方から大金をせしめる計画をたてました。
つまり詐欺事件を企てたのです。

二人とも女性で、しかもどちらも夫に先立たれ
かなりの大金を手にしているとの噂でした。
でも、この若者は
このどちらの女性にも会ったことがありませんでした。

しかし村では昔からこのことは皆が知っていて
若者もずっと気になっていました。

そして、村に数えるほどしかない電話を使って
それぞれに電話をかけ、自分の身分を偽り、
良い話があると持ちかけました。
それは「とても素晴らしい本が手に入ったから
ぜひお譲りしたい。
だが、とても貴重で高価なものだし
何より一冊しかないので、信頼できる人だけに売りたい。
ぜひ買って頂けないか」
というものでした。

もちろん、そのような本は一冊もありませんし、
もともと存在さえしていないようなしろものでした。

若者は二人に電話をかけて同じように切り出しました。
そして言葉巧みに売りつけようとしたのです。

ですが、若者には知らない事実が一つありました。
その二人の女性は、実は全く同一人物だったのです。

彼が「二人にかけた」と思った電話は
実は同じ家に繋がり、同じ人が受話器を取っていたのです。

そんなことを想像もしない若者は
声が同じということに全く気が付きもしませんでした。

実のところお金に対する執着は強かったのですが
元々は悪事を働くタイプでもないこの若者は
自分の計画を遂行することに熱中していたので
細かいことに気が回らなかったということもあり
結局、この詐欺事件は完全に失敗に終わりました。

若者がそのことに気がついたのは
二本目の電話の最中に、老婦人に優しく諭された時です。

若者がいわゆる若気の至りで突っ走ってしまったのだと
そう感じた婦人は、刺激しないように
そして若者のプライドを傷つけないように
そのようなものはいらないし、
あなたはもっと自分を大切にしてほしい、
そう伝えたのでした。

その愛ある対応に、
まるで稲妻に打たれたように何かを感じた若者は
一瞬にして自分の置かれた状況を理解し
そして急速に目覚めて行きました。

執着を解き放ち、自分の足りないもの、ではなく
満たされているもの、あるいは
本当に自分が心から欲していること
それに従うことにしたのです。

彼はまっすぐ森に走って行き、それからしばらくの間
一心不乱に、そして情熱的に一つのことに打ち込みました。

そして数日ぶりに村へ戻ってきた若者は
まるで別人のように穏やかで満ち足りた平安の中にいました。

彼の手には樹で作った見事なリースがありました。
彼は小さいころから樹で何かを作るのが
大好きだったのです。
そして、これを教会に飾りたい、
そう神父に申し入れました。

その申し出は快く受け入れられました。
リースはとても美しく、力強く
そして実際非常に良い虫よけの効果もある
とても素晴らしいものだったのです。

このリースのお陰で、教会に虫が入ってこなくなり
人々は祈りの時間を快適に過ごすことができ、
そして美しい飾りが皆の目を
長く楽しませてくれることになったのです。
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by lovingangelsnadia | 2010-10-26 18:24 | 天使のメッセージ