ドリーン・バーチュー博士公認エンジェルセラピープラクティショナー(R)の千鶴が、天使からのメッセージをお届けします。エンジェルリーディングのセッション等については、私のHPをご覧ください♪


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クリスマスの奇跡2

ターミナル駅から別の電車に乗り換えてからも

まだ私の胸のドキドキは止まりませんでした。


内なる声に指示された通り、IPodのシャッフルされた

曲を聴くことに集中しようとしました。


曲は明るくてテンポの良い私の好きな曲ばかりでした。

テンションが上がりそうな曲ばかりでしたので

これではたして気分は本当に落ち着くのか、と思い

再度声に尋ねてみますと


「安心しなさい。

これは全て夢なのだから、

もっと気楽におやりなさい」


私が少し前から学習している『奇跡のコース(奇跡講座)』

の基本的な考えは

「この世はすべて幻想」であり、

私達は今、夢を見ている状態なのだ、

というものです。


最初はこの考え方にかなりの抵抗がありましたが

今の私にはこのことはかなりすうっと自分の中に

入ってくる概念となってきています。


ですからこの言葉

「これは全て夢なのだから」

は私を落ち着かせてくれるのに充分なものでした。


そしてIPodから流れてくる

明るい曲達は、私を楽しい気分にさせてくれました。


「そうだ、そうだ!気楽にやろう!」


私の胸のドキドキはようやく収まって来ました。


そして落ち着くと同時に

さきほど私が電車の中で”愛の流れ”を感じたことについて、

あることを思い出していました。


それは、その『奇跡のコース』を口述書記した

ヘレン・シャックマンさんという

アメリカ、コロンビア大学の心理学教授の女性のことや

この『奇跡のコース』の誕生秘話などを綴った

『天国から離れて』という本の中に書いてあったエピソードです。


『奇跡のコース』とは今から50年近く前に

このヘレンさんを中心として、ウィリアム・セットフォードさんという

またコロンビア大学の心理学の教授が

ヘレンさんが受け取った”イエス”からのメッセージを

テキスト、ワークブック、教師のためのマニュアル

という三部作にして発行した書物です。


私はこの『奇跡のコース』を学ぶと言うことは

他のスピリチュアルな読み物や考え方とは全く違い

単に、方法論、のようなものではなく

ある”道”を志すようなものだと思っています。


なぜなら、このコースにも書いてあるように

これは「世界を変えようとするのではなく

世界を違った見方で見る」ための

”心を訓練する”ものだからなのです。


エゴと一体化してしまい

それすら自然な事として日常であり

エゴが私達自身となってしまっているのが

覚醒するまでの私達人間だとコースの中で

イエスは教えてくれています。


この訓練はしっかりとした意志と

そして必要なだけの忍耐、そして聖霊の助けが不可欠です。

ですから、これはある”道”のようなものだと

私は考えていますし、このコースに触れた多くの人が

同じように感じていると思うのです。


そのコースを口述書記したヘレンさんは

どちらかと言えば頭の固い、論理的で攻撃的な人です。

子供のころは神を求めていましたが

それが思うようには答えてもらえなかったと感じた彼女は

大人になってからは無神論者になっていました。


神、に対しては心を閉ざしていたのです。


そして私が思い出したのは

そんなヘレンさんがイエスからのメッセージを

受け取り始める前に体験した

象徴的な「地下鉄での出来事」というエピソードでした。


ヘレンさんはその夜、ご主人と一緒に住むNYで

知人の家へ行く予定でした。

彼女は人ごみを極端に嫌っていて

決して経済的、機能的ではないけれど、自分では必ず

どんなに近い距離でもタクシーを使って移動していました。


しかしこの知人の家に行くのには

ご主人が地下鉄を使用することを主張しました。

そしてヘレンさんはしぶしぶそれに同意します。


地下鉄の車内はとても混雑していて

空気も悪く、子供の騒ぐ声や、大人たちの議論も聞こえ

せき込む人や、ベタベタとお菓子を散らかす親子の光景もあり

ヘレンさんはすっかりげんなりし、怒りも湧いてきました。

乗り合わせた他の乗客に嫌悪感を抱くのには

あまり時間はかかりませんでした。


ヘレンさんは目をそむけたくなるようなNYの地下鉄車内の

このような光景の中にいて、

ご主人に同意して一緒に来たことを激しく後悔し

今すぐにでも逃げ出したくなるような気分になります。


しかし彼女はここで、たった数分ですが

今後の人生でも忘れることのできないような体験をします。





そこで起きたことを正確に説明することはとうてい不可能です。

けれども、おおよそのところで表現するとしたら、

それはまるで、私の閉じられた両目の背後から目もくらむような光が

輝きだして私の心を完全に満たしてしまったようだった、

と言えるかもしれません。

目を開くことなく、私は、子供の姿をした自分がその光の中へと

まっすぐに歩み入るのを見ているようでした。




~中略~




光はさらに明るくなり、その光の方から私に向かって、

まったく表現不可能な強烈な愛が流れ込んでくるのを感じました。

あまりに強力だったので、私は文字通り息をのみ、眼を開きました。




私はさらにもう一瞬の間その光を見ていましたが、その間、

それと同じく信じられないような強烈な愛をもって

電車に乗っている人々全員を愛おしく感じました。

そこにいる誰もが信じられないくらい美しく、あり得ないほどに

愛おしい存在でした。





『天国から離れて』ケネス・ワープニック著


私はこのエピソードの強烈な対比である

ヘレンさんの強い嫌悪感と、全く真逆の信じられない程の

まばゆい光と愛の体験にとても感動しました。


この地下鉄での愛の体験が

神を人生に引き入れることはせず、信じることを諦めて

しまっていたおよそ宗教的でもスピリチュアルでもない

一人の女性の人生を大きく左右することになり

この後、『奇跡のコース』の口述書記が

他の誰でもない、その彼女を通して始まるのです。



ただ、この本は500ページにおよぶ上に

上下段に分かれて記述してあるかなり厚手のものです。


小一時間電車に揺られて帰宅して、また改めて

このエピソードの個所を読んでみたくて

気にはなっていましたが、すぐにそのことは忘れてしまいました。


そして深夜になってから、私は普段通り眠りにつきました。


つづく
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by lovingangelsnadia | 2011-12-26 17:56 | 天使のメッセージ