ドリーン・バーチュー博士公認エンジェルセラピープラクティショナー(R)の千鶴が、天使からのメッセージをお届けします。エンジェルリーディングのセッション等については、私のHPをご覧ください♪


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”陽のさすほうへ”

金曜日にノーベル文学賞が発表になり、
トルコ人の作家が受賞しました。
同じ日のいくつかの新聞の見出しには
「村上春樹氏、受賞を逃す」と出ていました。

何を隠そう、私は熱烈な村上春樹ファンで
彼の書いたものは、小説、翻訳にいたるまで
ほぼ読破しています。

その中でも時々、読み返している本があります。
一番気に入っている「ねじまき鳥クロニクル」です。

今では中国でも「ノルウェイの森」がベストセラーで
村上春樹を読むのがインテリの証だとか
読んでいるとモテる?とかで大ブームだそうですし、
欧米の人にも元々「ハルキムラカミ」は良く知られていて
もしかすると作品に対する評価は日本よりも
高いかもしれません。

日本で「ノルウェイの森」が社会現象にまで
なったとき、しばしばマスコミは彼の性的描写の部分だけを
大きく取り上げて、一種のレッテルを貼っている時期も
ありました。
その影響か、彼の高い文学性を見ないで
”村上春樹が好きなひとはエッチ”くらいのことを
言われたこともあったようです。

私は彼の作品はどれも好きなのですが、
一度読んだら忘れられないと思うのは、やはり
「ねじまき鳥クロニクル」です。

彼の作品はどれも「現代に生きる人の揺れ」を
非常に巧みに表現していると思いますが
本当に彼が書きたいこと
もっと根本的な人間のなりたち、
なのではないかと私は思うのです。

まさに「ねじまき鳥クロニクル」では
人間の長年苦しんできた、そして避けられないできた
「暴力」そのものを深く描いていて、世界的にもこれを
超える小説はないのではないかと信じています。

主人公の義理の兄、そして戦争のさなかに狂気へと
走っていった軍人の話がリンクしていきます。
二つの時代の中で、二人の人間、そして
それに関わった多くの人たちが、暴力に染まっていくのです。

人間が小説を必要として、そしてそこから様々なものを得るのは
やはり「自分では体験できないこと」があるからでしょう。
もしかすると実体験は必要のないことなのかもしれません。
つまり、想像の創作の中の世界で味わい、
その感覚を自分なりにもっていればいいということです。

この小説でいうならば
「暴力の無意味さ、残忍さ」などです。
人が暗闇を歩いていくということとは・・・
を教えてくれるのです。

なぜ、人は、あるとき「暗闇」へと向かっていってしまうのでしょう。
スピリチャル的には「カルマ」などとも言えますが、
私はやはり「本人の意志」だと思います。

私の知る範囲でも、「暗闇」の世界へと向かっていった人がいます。
助けようとしても、だめだったこともあります。
でも、そんな人は、そう多くはありません。
クライアントさんのお話の中にも、そういう経験をお持ちの方も
いらっしゃいます。

「私」という人間は
私が今まで読んだ本、聴いた音楽、見た絵、それらで
構成されていると思っています。
その私が普段のいろいろな人生の経験をして
生きているのです。

小説、音楽、絵画とはそういうものなのではないでしょうか。
私たちには経験できないこと、行く事ができないところへと
連れて行ってくれて、新しい感情をもたらしてくれます。
そしてそれらが私たちを作ってくれているのです。

私が言いたいことは、「陽のさすほうへ歩きましょう。」
ということです。
私たちの人生を豊かに幸せに過ごすために
芸術の数々は、変わりにいろいろな役割を担ってくれているのです。
私たちは、これらの神さまがくれたものを受け取って
あくまでも、自分の人生を「陽のさすほうへ」と生きていくべきなのです。
自らの意思で暗闇へと向かうことはないのです。

昨日の渋谷でのワークショップで
「ちょっとエネルギーが下がっている方が何名かいらっしゃいます。」
とお話させていただきました。
気になさっているかたもおられましたが、私は「大丈夫ですよ」と
お話させていただきました。

大切なのは、私たちが自分の本当の意思に気づき、
そしてそれに目を向けることです。
人生におけるどうしようもないことは誰にでもあるでしょう。
でも、私たちはそれを選択しないこともできるのです。

私は昨日のワークショップで、たくさんの方からの
一杯の愛をいただき、自分の中で決意を新たにいたしました。

もう暗闇をあるくことはしません。
私は陽のさすほうを常に向いて生きていきます。

昨日のことが何かのきっかけで、そんな風に思ってくださる方が
ひとりでも多くいらっしゃいますように。
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by lovingangelsnadia | 2006-10-15 18:31 | エンジェルセラピー