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ドリーン・バーチュー博士公認エンジェルセラピープラクティショナー(R)の千鶴が、天使からのメッセージをお届けします。エンジェルリーディングのセッション等については、私のHPをご覧ください♪


by lovingangelsnadia
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私は本当に飛べない鳥なのか

私の名前の「千鶴」というのは、もちろん本名で
名づけてくれたのは、実家近くの神社です。
意味は「鶴が千羽いるかのように美しく、
そして長生きするように」
ということらしいです。

鶴という鳥は、白くて羽が大きく、飛んでいる様は
とても美しく神秘的です。
女の子を授かった両親が、この名前を気に入って
思いをこめてつけてくれた気持ちが伝わってきます。

では、私は飛べるのでしょうか。
答えはもちろん「NO」です。
人間ですから、羽があるわけではないので
飛べるわけもありません。

いつかは飛んでみたいな~と子供の頃は
真剣に思っていて、そういう夢もよく見ていました。
その代わりにと言っては変ですが、今の私は
飛行機に乗ることが大好きです。
そして何故かはわかりませんが、自分の乗っている
飛行機は絶対に落ちない確信があります。

飛行機の中から雲の形や小さくなった町や
河や山を見ていると、本当に気持ちが晴れてきて
また、頑張ろうという気になります。


よくセッションでご質問を受けるのが
「私の使命は何でしょう。」というものです。

先に私なりの考えを言ってしまうと
「それは楽しみにとっておきませんか?」です。
正直に言うと、私自身に関しては
それが何かはわかっていません。
なんとなくぼんやりしているが、敢えて
はっきりとはさせていない、というのが正確かもしれません。

私はたまたまこういった仕事をしていますが、
セッションでクライアントさんからご質問されるような
事柄を自分に対して、全く同じように問うているかと
言えば、必ずしもそうではありません。

それは私の個性でもあり、好みでもあります。
私は自分の使命について、真剣に深く考えて
天使やマスターたちからメッセージを
それだけのためにもらったことはありません。

それはどういうポリシーかと言いますと、
実はポリシーでもなんでもなく、ただ
生きるのに必死だったから、です。
つまらない答えになってしまいましたが
格好をつけるつもりもないので、それが
全くウソのない本当のところなのです。

ただただ、毎日できること、やりたいことを
必死でやっているだけ、なのです。
そして常に幸せを感じたい、穏やかでいたい
自分に正直でありたい、そう願っているのです。


世の中にはひどい話、悲しい話、怖い話が
溢れています。
他人事ながらも涙を流したり、憤慨したりするような
出来事が、毎日毎日絶え間なく繰り返されています。

時には、どうしても理解できないようなことが
起こり、「どうして?」と路頭に迷ってしまうような
ことだってあります。
大きな災害や事故があると
神様の計画ってなんなんだろう、本当に神様って
いるんだろうか、と思ってしまうことだって
誰にでもあります。

自分自身の生活、人生においても
うまくいかないこと、思う通りにいかないこと
そんなことが多いのが現状かもしれません。

そして、人は段々に自分に対しても
また環境、周りの人に対しても、そして自分の持つ
力やいわゆる運みたいなものにも
期待を抱くことを止めてしまうのかもしれません。

私のことをクライアントの皆様が
超ポジティブな前向きの人、と思ってくださっているようですが
事実は全く反対です。

私はむしろ、小さな頃から内向的で、スポーツをするよりは
家で本を読んでいるのが好きで、友達付き合いも
あまり得意なほうではありませんでした。
今もあまり変わっていないと自分では思っています。
一人でやる作業が好きで、スポーツも趣味も
淡々と一人でやっています。

そして落ち込むときは本当にどん底まで落ちて、
何日も人と接触しないで、悶々とあらゆることを考え
続けたりすることをしています。

でも、もしかして、たったひとつ
私がポジティブだと多くの方から感じてもらえるゆえんが
あるとすれば
「諦めが悪い」
ここなのかな、と最近は思うようになりました。

とことん落ち込むのも、結局は諦めきれないからで
そこが、浮上する力になっているのかもしれません。

世の中、わけがわからないことばかり、
自分の人生も予期せぬことが起きたり、
思うようにいかないことばかり
なぜ自分が生まれてきたのかわからない。
そんな時に人生の使命を知りたくなるのは
不思議ではありません。

それはそれで自然だし、とてもいいことであるとは
思いますが、目の前の幸せをつかむことに
もっともっと集中し注力して、貪欲になってもいいのではないかと
私はそう思うのです。

人は幸せになるために生まれてきているのです。
誰かが、自分の使命を果たすとき、その人自身も笑顔で
満足していて、そしてその周りの人の笑顔もまた
側にあるはずなのです。

だからまず、手に入る幸せ、満足を大切に一番に
考えて、行動をし続けることが
先にある大きなものにつながっているのでは
ないかと思うのです。

しかし、使命ということを軽く考えたり
全く無視しているわけではありません。
先日もあることでずっと悩んでいたので
思い切って年長の大先輩に相談しました。
その方から言われた一言は

「修行が足りん!」
でした。

私は落ち込むどころか、なんだか気持ちが
すぅ~~~っと楽になるのを感じました。
なぜかと言うと
「ああ、まだまだ私にはできないことが
あるっていうことは、できることもたくさん
残されてるっていうことなんだ。」
そう思ったからなのです。
「まだまだ未熟」ってことは
「まだまだ先がある、可能性がある。」って
こととイコールなわけなのですから。

ものの見事にその大先輩の愛のムチが
私には効いたのでした。

だから「まだまだ」の私は、使命を限定したくない
「まだまだ」の私が壁にぶち当たったりもだえて苦しんだり
する中から、自然に見えてくるものを待ちたい
そう思っているのです。
だから「楽しみにとっておきませんか?」
そう今は皆さんに提案してみたいのです。

でも、私は飛べなくても
いつも考えています。
「私は本当に飛べない鳥なのか。」と。
諦めが悪い私は、飛行機以外の方法でも
自分が飛べる方法をいつも考えています。

それは例えば、お手製の羽を体にくくりつけて
どこか高いところから飛び降りるというものではなくて
体に羽がなくて物理的に無理ならば
意識の上で飛べればいいのです。

それはつまり、私がどうやったら自由に
生き生きといられるか、楽しく幸せでいられるか
ということなのです。

何で飛ぶかは問題ではなく
どうやって飛ぶか、どうしたら飛べるかを考えること
が一番大切なのではないかと思うのです。

そんなことを考えていると
秋の夜長もあっと言う間にふけていきます・・・
by lovingangelsnadia | 2007-10-08 20:03 | エンジェルセラピー